【講師プロフィール】 田中 響子(たなか きょうこ) こどもバイリンガル教育家
“「答えへ導く教育」から「“それぞれのゴール”に寄り添う教育」へ”
東京育ち、ルクセンブルク在住。
海外で日本語力が思うように発達しない「なんとなくバイリンガル児」が、日本人アイデンティティに自信を持って世界へ発信できる「スーパーグローバルキッズ」になるよう支援する、こどもバイリンガル教育家。
横浜御三家の有名私立女子中高音楽科主任として「思春期の自己表現」を追求、年頃で本音を言えない生徒たちと8年間対話を続けることで、生徒からファンレターをもらい、教え子たちが教職につくようになる。
31歳の時、子どもの自己表現教育を比較するため、パリ大学大学院に留学。しかし、アジア人である外見に悩んだり、「よくある話」が日本人特有で共感を得られないことなどが重なり、次第に孤独を抱える。
170ヶ国の人が住む「世界で最も言葉がカオスな国」ルクセンブルクに移住後、日本大使館で8年半現地職員として勤務しながら、3歳から4ヶ国語を使い分ける2児の母として日本語教育の難しさを痛感。
同年代の日本の子どもと接点が少なく、お正月や夏祭りなど日本の慣習が世間で話題にならない状況から、同じように悩む保護者の声を受けて、日本語文化教室のボランティアを3年半実施する。
その後、バイリンガル環境で育つ子どもには、独特の言語事情・文化背景を理解した日本語表現教育の場が必要であると考えて事業を立ち上げ、現在、日本国内外教育業界で子ども2,500人の指導、“自分の考えを伝えるワークショップ”の授業実施、大学院教育学での経験を生かして教室を主宰。
「毎回子どもが満足した顔で帰ってくる」「丁寧な言葉遣いを覚え、日本語で話したがるようになった。家庭では得られない刺激を受けられる」として支持を得る。
2021年11月より、バイリンガル児の言語環境に特化した新講座「スーパースピーチキッズ育成講座」を実施している。
子どもたちの「ことばを育てる・心を育てる」をメインに、「かかわり」を大切にした教室を実施します。
「一人ずつ発言する機会がある」
「自分の『伝えたい』気持ちに寄り添ってくれる」
「『正解』よりも『あなたはどう思う?』を大切にする」
「同じような環境のお友だちの存在がある」
どれも、子どもたちの「安心感」と「自己肯定感」を築くには欠かせません。
一人ではできないこと、家庭の外だからできること、私たちと一緒に、お子さまの日本語維持を考えませんか?
初めての方は、1回目の教室を無料で体験できます。お気軽にメールにてご連絡ください。
1年を3つの学期に分けて実施します。ルクセンブルクの祝日、バカンス期間中はお休みとなります