最近のカエル

外出自粛中。

 

 

こんにちは。がまくんのトモダチの、かえるです。

 

今日で3月も終わり。

世界中で学校休校や外出自粛など日常生活が一変しておりますが、ご家族を含め、みなさまお変わりありませんでしょうか。

 

ルクセンブルクで外出制限となって早3週目となりました。

幸い、比較的いいお天気で暖かい日が続いているので、幾分気が滅入らずに済んでいます。

 

私は、普段自宅で仕事をすることも多いのですが、会議や一人で考え事をするときは、カフェなど外に出てすることも多くありました。

外出制限からカフェも閉店するようになって、果たして気分転換ができるのか心配でしたが、この機会にと、継承語教育に関して、改めて考えることにしました。

 

年々海外で出生する子どもが増える中で、いかにして親の言葉である日本語を維持するか、今大きな課題となっていますが、継承語に関する研究も少しずつ進み、著書も増えています。

今、集中して読んでいる本が2冊あるのですが、昨年京都で出席した学会の資料も見返して、近いうちに「わらく」講師間での勉強会を実施したいと思います。

 

現在駐在としてお住まいの方も、永住予定でいらっしゃる方も、日本語を自然に目や耳にする機会が少ない海外で、子どもの日本語を維持する際に、

最も重要なのが「子どもの語彙力」です。

日本にいれば、当たり前のように触れる看板、表示、アナウンスなど、大したことのないようで、実は子どもの語彙力を増やすためには、大きな役割を果たしているようです。

ずっとお家の中だけにいると、なかなか家族以外と日本語で話す機会を見つけることも難しくなってしまいますが、この機会にご家庭でできることについて、お子さんと話し合ってみるのもいいかもしれませんね。

 

 

先の見えない毎日に、不安を抱えていらっしゃる方も多いと思いますが、まずはみなさま、どうぞ御身を大切になさってください。

私も、早く新しい活動ができることを心待ちにしています。

 

こどもバイリンガル教育家 田中 響子

こどもバイリンガル教育家 田中 響子

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ロジカルシンキングから、伝わるプレゼンを目指すグローバルキッズ

170ヶ国の人々が住む「世界で最も言葉がカオスな国・ルクセンブルク」で、
国内外2,500人を指導した 横浜御三家 有名私立中高元教諭、元日本大使館職員が、
3歳から4ヵ国語(日独仏ルク)を使い分ける9歳、4歳を育てながら運営しています

ルクセンブルク経済省 設立許可 第 10069113/0 号
ルクセンブルク事業登記 第 A42837 号
VAT登録 第 LU 31274184 号

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