バイリンガルやマルチリンガルにウケた絵本!2

『オニのサラリーマン』富安陽子 文・大島妙子 絵(福音館書店)

『オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ』富安陽子 文・大島妙子 絵(福音館書店)

『オニのサラリーマン じごくの盆やすみ』富安陽子 文・大島妙子 絵(福音館書店)

 

最初に買った『オニのサラリーマン』は、たまたまネットショッピングの「オススメ」に出てきて見つけました。

試しに1冊買ってみたら、面白くて3冊とも揃えちゃったパターンです😆

 

本文は関西弁で語りかけられている、ちょっと珍しい絵本です。(西ご出身の方の読み聞かせを、ぜひお聞きしたい!)

国外の子どもたちが「方言」に触れて「方言とは何か、どんなものか」、触れるいい機会になるかな、とも思います。

 

主人公の平社員・オニガワラが、人間と同じように家族がいて、サラリーマンとして働くという設定が、とてもユニークです。

鬼と言うと怖いイメージが多いですが、人間味溢れるオニガワラは、満員のバスに揺られて出勤したり、仕事中居眠りをして上司のえんまだいおうに怒られたり、人間界の日常そのもの。

『ボーナスカット(!)』とか『帰りにおでんと一杯』とか、社会人だからこそクスッと笑える描写もたくさん入っているので、保護者の方も楽しめると思います!

節分近くに子どもたちに読み聞かせをした時に、お話が面白いだけでなく、各ページ細部まで描かれている絵が見応えがあるので、とても楽しんで聞いてくれました。

「ちょうちんお化け」の絵を見て「ちょうちん」がなんぞやと覚えたり!

日本ならではの文化や習慣も、お子さんにぜひ教えてあげてください。

 

3冊とも面白いのですが、順番に読んでみることをお勧めします。

そして、待望の4冊目が9月に出版予定!

ウチの子どもたちも、新しいお話を楽しみに待っています😊

(表紙の写真は、出版社に確認の上 使用しております)

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Kyoko Tanaka / 田中 響子